良い習慣が続かないなら、自己嫌悪をする前に。

一人暮らしを始めて大体2ヶ月くらいになる。そんな中で思うのは「環境が習慣を作る」ということだ。

 

一番に目につくところに酒を置いておけば、晩酌の回数は増える。座りやすいところに机と椅子を置いておけば、机に向かう時間は長くなる(そのとき近くに置いてあるものがTwitterの画面が開かれたパソコンなら時間はTwitterに吸い取られる)。

 

私は最近自炊をしている。褒められたものでもなんでもないが、今までその習慣を私はあまり持っていなかった。そんな中で、一番大事にしなければならない、と自分で思っていたのは「料理をしよう」という気持ちを挫かないための環境づくりだ。手の届きやすいところに頻繁に使う道具を置く。食卓からコンロまでの導線を確保する。やっているのはそういう細々としたことだが、そうした環境を整えてからは自炊をすることが苦でなくなった。

 

動作から動作へ、パッと動くことが出来れば、そのスムーズな動きそのものが快感になってくるから、習慣にもなりやすい。逆に、パッと手の届くところにお酒やお菓子があれば、間違いなく自分は常用してしまうだろう(そのことに気付いてから私はインスタントラーメンを買わなくなった)。

 

新しい習慣を作り出すには、意志の力だけでなく、環境の力に頼ることも大事だ。

良い習慣が続かず悩んでる人は、自分の周りの環境を、その習慣にとって都合がいいように、少しずつでも変えてみてはどうだろうか。

もしかしたら、何か突破口が開けるかも知れない。